こんにちは。
歯科衛生士や歯科助手の方が、現場でスグに使える英語をご紹介しています。
今回ご紹介するのはこちら。
歯肉炎や歯周病の治療において重要になるこちらの処置。
外国人の患者さんが来院された時、日本語と同じように英語でも治療の説明ができていますか？
今回は、歯肉炎の症状や治療中に使える英語フレーズもご紹介しておりますので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
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「歯周ポケットの深さを調べます」は英語で？
Iʼm going to measure
the pocket depth of your gums.
ｱｲﾑ ｺﾞｰｲﾝｸﾞ ﾄｩｰ ﾒｼﾞｬｰ
ｻﾞ ﾎﾟｹｯﾄ ﾃﾞﾌﾟｽ ｵﾌﾞ ﾕｱ ｶﾞﾑｽﾞ
まずは、これから行う処置に使う表現、
を使いましょう。
measureは「計る」という意味の動詞です。採寸をするのに使うメジャーと同じ言葉と覚えてください。pocketはそのまま「ポケット」ですね。depthは「深さ」という意味になります。gumsは歯科ではよく見かける英単語ですよね。これは「歯肉、歯茎」という意味です。複数形であることに注意しましょう。
「少しチクチクするかもしれません」は英語で？
You may feel a little scratch.
ﾕｰ ﾒｲ ﾌｨｰﾙ ｱ ﾘﾄｩﾙ ｽｸﾗｯﾁ
可能性を表す助動詞mayを使いましょう。「～かもしれない」という意味になります。
feelは「感じる」という意味の動詞です。scratchは「ひっかく」という意味の動詞ですが、ここでは名詞として使っているので、「ひっかかれるような感覚」というニュアンスを伝えています。
「チクチクする」という表現は、scratchの他にもfeel a sting / feel a prick / feel tingling / feel pricking / feel prickling などがあります。
「健康な歯茎はかたく引きしまり、ピンク色をしています」は英語で？
歯茎の状態を患者さんにもわかりやすく説明していきましょう。
Healthy gums are firm and pink.
ﾍﾙｼｰ ｶﾞﾑｽﾞ ｱｰ ﾌｧｰﾑ ｴﾝﾄﾞ ﾋﾟﾝｸ
healthy gumsで「健康な歯茎」という意味になります。firmは「かたく引き締まった」という意味の形容詞です。
「初期の歯肉炎は歯茎が柔らかくぶよぶよに腫れて、出血しやすくなります」は英語で？
では、歯肉炎の歯茎はどうでしょうか？
腫れて、出血しやすくなります
The first stage of gum disease is tender,
swollen and bleeding gums.
ｻﾞ ﾌｧｰｽﾄ ｽﾃｰｼﾞ ｵﾌﾞ ｶﾞﾑ ﾃﾞｨｼﾞｰｽﾞ ｲｽﾞ ﾃﾝﾀﾞｰ
ｽｳｫﾚﾝ ｴﾝﾄﾞ ﾌﾞﾘｰﾃﾞｨﾝｸﾞ ｶﾞﾑｽﾞ
the first stageで「初期段階」という意味になります。なんの「初期段階」かというと、gum diseaseですね。diseaseは「病気、疾患」全般を表す名詞ですので、「歯茎の病気=歯肉炎」という意味になります。
「歯肉炎」と「歯周病」
厳密に言うと、gum diseaseは「歯周病」で、正式にはperiodontal disease（ﾍﾟﾘｵﾄﾞﾝﾀﾙ ﾃﾞｨｼﾞｰｽﾞ）またはperiodontitis（ﾍﾟﾘｵﾄﾞﾝﾀｲﾃｨｽ）といいます。
一方「歯肉炎」はgum inflammation（ｶﾞﾑ ｲﾝﾌﾗﾒｰｼｮﾝ）もしくはgingivitis（ｼﾞｪﾝｼﾞｳﾞｧｲﾃｨｽ）です。inflammationは「炎症」という意味になります。
衛生士にとっては違いが明らかですが、一般的には歯肉炎と歯周病の違いはあまりよく知られていません。したがって、ここでは一番イメージのしやすいgum diseaseを使っています。
tenderは「柔らかい」という意味の形容詞です。swollenは「ふくらむ」という意味の動詞swellの過去分詞形で、「ふくらんだ」という意味になります。bleedingは「出血する」という意味の動詞bleedに-ingをつけて形容詞にした形ですね。「出血しやすい」という意味になります。
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最後に
いかがでしたか？
- Iʼm going to measure the pocket depth of your gums.
- You may feel a little scratch.
- Healthy gums are firm and pink.
- The first stage of gum disease is tender, swollen and bleeding gums.
専門用語も少しご紹介しましたが、このブログでは患者さんに対して使う英語をご紹介していますので、一般の方に伝わりやすい表現を心がけています。
当ブログでは、明日から使える歯科英語をたくさんご紹介しています。
次回はこちらのフレーズ
をご紹介しますので、そちらもぜひ参考にしてください。
以上、ユウでした。
